四柱推命鑑定を通じて、一人ひとりが自分らしく生きるためのヒントを伝えている森田靖世さん。掲げている理念は「安心の中で暮らし、笑顔を広げ、豊かさを分かち合う人が増える社会を創ります」。
この理念の背景には、子どもが安心して過ごせる環境をつくりたいという想いがある。自身の経験から、言いたいことを言えず、人の顔色をうかがいながら過ごす苦しさを知っているからこそ、森田さんは「安心」を大切な言葉として掲げている。
四柱推命は、未来を怖がるためのものではない。自分の才能や特性に気づき、自分も周りの人もより良く生きていくためのツールである。森田さんは、鑑定を通じて目の前の一人が安心を取り戻し、その笑顔や豊かさが周りへ広がっていく社会を目指している。

| 未来をひらく四柱推命 代表 森田 靖世 四柱推命カウンセラーとして、経営者の組織運営から個人の恋愛・子育てまで幅広い悩みに向き合う。2015年の開業以来、鑑定実績はのべ5,000人以上。分かりやすく、面白く、具体的なアドバイスで、一人ひとりが自分らしい豊かさに気づくサポートを行っている。 【理念】 安心の中で暮らし、笑顔を広げ、豊かさを分かち合う人が増える社会を創ります。 |
“安心”は、不安や怖さを、すぐに誰かに伝えられる環境だと思います。
子どもの頃の私は、「いい子でいなければいけない」と思っていました。大人の言葉や表情に過敏になり、気を遣って生活していたことを覚えています。
言いたいことを言うよりも、迷惑をかけない。自分の気持ちを出すよりも、周りに合わせる。子どもながらに、そうやって自分を守っていました。だから、怖いこと、不安なことも伝えられなかったんです。中学生の頃、性被害を受けた経験もあります。そのときも、怖かったのに、助けてほしいと言えませんでした。
この経験があるからこそ、私にとって「安心」はとても大切な言葉です。安心とは、のびのびと自分を出せること。言いたいことを言えて、やりたいことをやれて、人の顔色をうかがわずにいられること。自分の気持ちや考えを出しても大丈夫だと思える空間のことです。
子どもは、本来守られるべき存在です。怖い思いをしても言えない子がいる。家庭の中で大人の顔色を見ながら、いい子でいなければと自分を抑えている子がいる。そういう子どもを減らしたいと思っています。
子どもの虐待や性被害をなくしていくためにも、まず大人が自分を知り、心にゆとりを持って生きられるようになることが必要だと感じています。
まずは、大人も苦しまない世の中へ。
メガネを頭にのせたまま「メガネがない」と探しているお笑いがありますよね。人の本来もっている才能って、この現象にとても似ています。自分では当たり前になりすぎてて気づけないんです。
でも、この仕事をしていて面白いのが、私から「四柱推命で見るとこう出ていますよ」と伝えると、すっと自分の魅力や才能を受け入れてくれるんです。すると、少しずつ自信を持ち始めます。「私ってこうだったんだ」と、本来の自分に戻っていく姿は、この仕事のやりがいの一つです。私は、こんな風に、自分自身の魅力に気づいて、活かして、生きていく人を増やしていきたいんです。
みんな、色んな圧力に苦しんでいます。昔から親にこう言われて育ったとか、世間一般からみるとこれが正しいとか。そういった数々のストレスを受け続けるのではなく、本来の自分で生きることができれば、大人も子どもも、心にゆとりが生まれます。自分を責めすぎたり、人にきつく当たったりすることも減っていくはずです。
これが、大人が安心して自分らしく生きられるということ。そして、大人が自分らしく活き活きとしていれば、子どもや周りの人にも広がっていきます。
おいしいものを「おいしいね」と言い合える。
「豊か」ってこれだけでいい。
私にとっての「豊かさ」は、お金や物ではありません。お金があっても心がすさんでいたら、「豊かさ」に気づくことすらできません。本当の豊かさはもっとシンプルだと思うんです。おいしいものを食べたときに「おいしいね」と言い合える。きれいなものを見たときに「きれいだね」と言い合える。当たり前の日常にあるものです。
ただ、時間と心にゆとりがなければ、おいしいものにも気づけませんし、きれいなものにも気づけません。人を思いやる余白も生まれません。
だから、まず一人ひとりが安心して暮らし、自分の才能を知り、心と時間にゆとりを持てる環境が必要なんです。その先に、豊かさを分かち合える関係が生まれていくのだと思います。
「あなたさえ楽になればいい」といった鑑定はしません。

豊かさを分かち合うというのは、人と人とが支え合うことです。自分の得意なことを活かし、相手の苦手なところを補う。反対に、自分が苦手なことは誰かに助けてもらう。そうやって、お互いの持っているものを分かち合ってゆとりを作っていくんです。鑑定でも、この考えを大切にしています。
たとえば、家族やビジネスパートナー、職場の人との関係で悩んでいる方がいたとします。そのときに、「あなたが楽になるためには、この人から離れましょう」「あなたが損をしない形にしましょう」と伝えるだけでは、本当の解決になりません。相談に来た方は一時的に楽になるかもしれません。でも、相手となる人は豊かになりません。苦しい人が、あなたから誰かに置き換わるだけです。
私が望む世界は、誰か一人だけが良くなる世界ではありません。だから、自分の性質を知り、相手の性質も知る。そのうえで、どこが噛み合っていないのか、どう関わればお互いに無理が少なくなるのかを一緒に見ていきます。相手を責めるためではなく、支え合える形を探すために四柱推命を使っているんです。
社会を変える最初の場所は、目の前の一人。
マザーテレサがノーベル平和賞を受けたとき、「世界平和のために何をしたらいいですか」と聞かれて、「家に帰って家族を大事にしてください」と答えたそうです。私も同じです。
大きな社会を変えると言っても、いきなり遠くの誰かを変えることはできません。まずは目の前の一人を丁寧に見ること。家族や身近な人を大切にすること。その小さな積み重ねが、やがて周りへ広がっていくのだと思います。
私は毎朝、理念を唱えています。ただ声に出しているだけではなく、その日の鑑定に来る方の人生を想像する時間でもあります。今日来てくれる方は、この先、安心して生きられるだろうか。自分の良さに気づき、笑顔で過ごせるだろうか。周りの人と豊かさを分かち合えるようになるだろうか。そんなことを考えながら、目の前の一人に向き合う準備をしています。
毎日の鑑定でできることは、小さなことかもしれません。それでも、一人が安心して生きられるようになれば、その笑顔は家族や職場、身近な人へ広がっていきます。その先に、安心の中で暮らせる人が増える社会ができていくのだと思います。












